InDesign CS3アップグレードレビュー-2
カスタマイズされたワークスペース

Creative Suiteプログラムに関する他のレビューをいくつか読んだことがある方は、新しいレイアウトとアイコンベースのパネルシステムがより使いやすいことを既にご存じでしょう。この新しいシステムでは、お気に入りのパネルまたはパネルのグループを簡単に切り替えて、完全に開いてから閉じてアイコンにすることができます。以前のバージョンと同様に、ワークスペースをカスタマイズし、カスタマイズしたレイアウトをいくつでも保存して、他のプロジェクトで再利用できます。新しいワークスペースボタンとドロップダウンメニューを使用すると、すべてのカスタムレイアウトを簡単に使用および管理できます。

クイック適用

コンテンツで使用する改善された特殊効果と新機能がすべて揃ったので、それらを整理して適用するための迅速で簡単な方法が必要です。新しいクイック適用パネルを使用すると、スタイル、コマンド、テキスト変数、およびスクリプトを使いやすい検索で見つけることができます。検索する最初の数文字を入力するだけで、パネルには一致するものがすべて表示されます。もちろん、検索条件を細かく制御でき、検索を保存して再度使用することもできます。

コラボレーション

プロジェクトで共同作業をする場合、メインプロジェクト内で全員の「ミニプロジェクト」を整理する方法が必要になるまで、それほど時間はかかりません。コラボレーションプロセスの改善点の1つは、1つのInDesignファイルを別の「マスター」ファイル内に配置することが非常に簡単になったことです。もう1つは、新しいルール処理エンジンです。開発者は、JavaScript、AppleScript、およびVBScriptを使用して条件付きルールを作成し、プロジェクトのフォーマットとレイアウトを制御できます。プロジェクトの新しい部分がインポートされると、これらのルールが適用され、形式とレイアウトの一貫性が保たれます。この機能は、開発者がプロ​​ジェクトのすべてのスタイルの書式設定を1つの場所に保持できるようにすることで、CSSによく似ています。

書式設定

InDesignプロジェクトでテーブルとリストを使用している人は、テーブル全体とその個々の部分に適用されるスタイルをより細かく制御できることを喜んでいます。テーブルスタイルパネルでは、複雑なカスタマイズスタイルを作成してコンテンツをフォーマットし、これらのスタイルを再利用のために保存できます。段落スタイルパネル内の番号付きリストと箇条書きリストについても同じことができます。

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